制作事例紹介No.5

有限会社太豊工業

  • Webデザイン
  • デジタルマーケティング
  • IT活用支援
  • PPC広告運用

曳家という特化した事業に注目を集めるマーケティング

岐阜県大垣市で「曳家」という特殊建築を事業とされている有限会社太豊工業様。建築業界の中でもごくごく小さな市場で、過去には通常の建築工事とあわせて曳家工事を行われていました。

そのような中、「経営を優れたものにするにはサービスを絞り込み、提供すること」という指摘を受け、同社の特色である曳家と家の傾き補正工事に集中して経営を進めることを同社の安田社長は選ばれました。

Webサイトもすでに開設されていましたが、曳家・家の傾き補正に特化する形でその内容を紹介することに注力するよう、SEO対策を進めていくこととなりました。

Webサイトによくある傾向に注目

建築業に限らずホームページでのサービス紹介は当然ですが、当然ながらユーザー目線で行われるのは各社の料金・サービス比較です。曳家というニッチな市場でも例外ではありません。

アクセス解析を通じて、太豊工業のホームページで一番見られているページが「料金表」ページであることがわかりました。そしてさらにわかったことは、検索エンジンからの流入がトップページよりも多かったことです。

Webサイト運営では、トップページの検索順位をSEO対策の成果として捉える傾向にあります。その結果でいえば、SEO対策としてのスコアはよいものとはいえないでしょう。ですが、私たちはあくまでユーザーニーズを重視し、ユーザーに合わせたホームページ構成を提供するため、料金表ページでの工法の紹介や工務店向けの見積りの内訳、さらにランディングページ等へのサイト内誘導などのSEO対策を提案しました。

滞在時間を長くすることで料金のみの閲覧で判断されることなく、他社との差別化やサービスの内容もより一層明確に伝わり、ユーザーに選んでいただく選択肢に入れていただくことが目的だと考えました。

その思いは安田社長の「曳家の技術を後世に伝えるためなら、企業間を問わず伝えていく」という曳家に対する思いとも一致し、同時にユーザーの信頼も得られホームページからの問い合わせ件数も、SEO対策を行っていくにつれて増えていく結果をもたらしています。

根気よく続けられたブログで曳家の内容がよりわかりやすく

安田社長の曳家に対する思いは、同サイトのブログの継続にも現れています。

実際にブログを運営されている方はおわかりであるかと思いますが、ブログを継続することは、持続力と内容・ネタの豊富さに尽きます。

安田社長はまず、内容に関して自らが調べて書くことをせず、現場の様子がわかるように写真を中心に、加えて写真の内容を説明する文言を書き加えていくように心がけていらっしゃいます。

調べて書くことには限界があり、それに追われることはそもそも本業を圧迫してしまいます。安田社長がわかる範囲内で、「書き続けること」をまず念頭に置かれて書かれています。また安田社長自ら現場にも出向かれるため、ブログ投稿を意識して常に現場の様子を撮影してストックされているそうです。ブログを書く際には写真さえ見れば、その現場の様子が思い浮かび、自然と筆が進むとのことです。

また「書き続けること」を追求するにあたり、執筆する時間を決めて取りかかられているとのこと。「いつか書く、は書かないのと同じ。」そう仰って続けられたブログを見て、同業である工務店からも曳家技術を社員へ教えてほしい、と講習の依頼があるほど。同業の方からも信頼を得られるほどにブログとして成長しました。

個人のお客様からも、「たくさんの施工例をお持ちで安心できます」との声をいただき、継続した結果が身になっていると安田社長も振り返られ、現在も引き続き執筆されています。

モバイル対応でさらにユーザーフレンドリーに

サイトの内容は充実を極めていきましたが、サイトのデザインについては一昔前のインターフェースを保っていました。

私たちのアクセス解析でも、モバイル端末での検索が多くなっていることは把握していました。SEO対策を進めるにつれて、つぎはぎのようにコンテンツが増えていったことも事実です。2018年末にサイトのリニューアルを提案し、2019年に入ってからモバイル端末への対応とブログページの内容がわかりやすくなるようデザイン一新を提案しました。

その内容は昨今のWebマーケティングの一つである「コンテンツマーケティング」として、ブログを同社サイトの中心にしたサービス紹介サイトへ生まれ変わりました。

Webデザインにはレスポンシブデザインを取り入れ、携帯端末からのアクセスでもPCサイトと同一の内容を見やすく閲覧することができます。またつぎはぎで構成され、重複のあったコンテンツも整理され、見やすく再構成することができました。

また以前から使われていたGoogle広告もバージョンアップし、より高度な出稿ができるように今後カスタマイズされていく予定です。

曳家技術を伝承するサイトへ

安田社長は同社のマーケティングのみならず、曳家の技術を残していきたいと考えられています。その思いを私たちも受け止め、同社の技術がわかりやすく伝わるようにサイトの改良を進めていきたいと考えています。

有限会社太豊工業ホームページ http://taiho-kogyo.jp/