制作事例紹介No.8

蔵クッキング

  • Webデザイン
  • デジタルマーケティング
  • IT活用支援

これまでも弊社の事例紹介では蔵クッキング様をご紹介させていただいておりましたが、今回、ホームページのリニューアルを行いました。ぜひ、過去の事例紹介と合わせて御覧ください。

運営して初めて見えた課題を、リニューアルに活かす。

蔵クッキングは、愛知県岩倉市にある和食を中心とする料理教室です。築100年以上の蔵を料理教室にリノベーションしたことがその名の由来です。代表の浅野様は英語が堪能で、外国人向けの和食料理教室や英国仕込のアフタヌーンティーの教室も開催しています。

蔵クッキングのホームページを立ち上げたのは2016年のこと。以来、浅野様とSMC-POWERの二人三脚でホームページを育ててきました。幸い料理教室にはたくさんの生徒が集まり、今はこれ以上のペースで教室を開催できないほどの浅野様ですが、一方で将来的な構想も練っているご様子。

それに備えて今からできることは何なのか?長い間運営してきただけに、課題も見えてきた蔵クッキングのホームページ。ユーザーにとってホームページがより使いやすく価値のあるものになるよう、浅野様にとっても運営しやすいものになるよう、リニューアルを今回ご提案いたしました。

課題点を洗い出し、一つずつ精査する。

リニューアル前の蔵クッキングホームページの課題点をいくつか挙げてみましょう。

追加コンテンツが多く、レイアウトが煩雑。

精力的にホームページの更新を繰り返すうち、追加コンテンツが多くなり、レイアウトがごちゃごちゃしてきました。せっかくのコンテンツも、閲覧しづらいものであればユーザーには届きません。一度、コンテンツを整理して、優先度の順位付けや見せ方の工夫を施す必要がありました。

レシピの検索ページのアクセス数が、料理教室のページより多い。

アクセス解析により、トップページに次ぐアクセス数の多いコンテンツはレシピの検索ページでした。料理教室のサイトとしては、一見悪くない傾向に思えます。しかし、ホームページの最大の目的はユーザーに料理教室への興味を持っていただくこと。したがって、トップページの次にアクセス数が多いページは、料理教室のコンテンツなのが理想であると考えました。

レビューページの閲覧数が少ない。

料理教室の申し込みにあたり、ユーザーが参考にするのが口コミ情報です。これまでもレビューコンテンツを用意してきましたが、閲覧数は決して多くありませんでした。レビューを集客のためのツールと捉えると、これは問題です。どうすればスムーズに「トップページ」→「体験プログラム」→「レビュー」→「料理教室へ申し込み」の動線を作り出すことが出来るのか検討しました。

長期的な視点でSEO対策を。

SEO対策には様々なアプローチがありますが、コツコツと地道な作業を要するものが少なくありません。蔵クッキングの場合、コンテンツとしてはレシピが最も多く(その数400件以上!)、これを自然検索で訪れるユーザーの新たな流入経路にできないかと考えました。

課題解決につながる提案を考え抜く。

サイトデザインの見直しとコンテンツの再配置。

まずは、サイト全体のデザインとレイアウトの見直しを行いました。蔵クッキングが大切にする和風のテイストを活かしながら、シンプルに明るく楽しい雰囲気が伝わるデザインにこだわりました。

もちろん、PCよりスマホで閲覧するユーザーの方が多いため、レスポンシブ対応は必須です。

また、「ご案内」や「アクセス」といった、これまで閲覧にかなりのスクロールを要した基本情報を、コンパクトに上位に配置するとともに、最も押し出したい料理教室のメニューを大きく見やすく配置しました。

そして、体験プログラムと並列させてレビューページへのリンクを配置することで、興味を持ったユーザーにはスムーズに口コミを見てもらうという動線の確保を行いました。

膨大なレシピを構造化データに対応させ、自然検索の足がかりとする。

新たなSEOの取り組みとして、蔵クッキングの膨大なレシピを構造化データに対応させて、Google検索のリッチカードに蔵クッキングのレシピが表示されるようにすることを目標としました。

この作業はとても地道で手間を必要とするため、完全対応には今しばらく時間がかかりそうです。もし偶然レシピを見つけたユーザーが、蔵クッキングにも興味を持ってもらえたら、とても素敵なことだと思います。これも、浅野様が熱心に記事を更新しておられるからこそご提案できたことです。

WordpressはGutenbergに完全対応。制作後もしっかりサポート。

世界でもっとも普及しているCMSであるWordpress。その性質上、定期的なアップデートは欠かせません。Wordpressはバージョン5.0以降、Gutenbergというこれまでと大きく異なる編集画面が標準となりました。

今回のリニューアルでは、浅野様へのGutenbergの使い方レクチャーを繰り返し行いました。はじめは戸惑っておられた浅野様も、今では新画面に慣れて頂けたようです。

また、分からないことには随時チャットワークでお答えしたり、ご多忙なときにはネット会議で打ち合わせを行ったりと、様々なツールを駆使してサポートさせて頂いております。ホームページは制作して終わりではなく、更新することでその価値が高まっていきます。更新には運営者の熱意が最も大切ですが、そのためのお手伝いはSMC-POWERが親身にサポートいたします。

その他の試み

ピックアップの掲載

少人数の料理教室だからこそ、蔵クッキングには様々なお客様からのお問い合わせがあります。例えば、赤ちゃん同伴で参加したい方、ビーガン(菜食主義)の方、女子会の会場にしたい方など…。そういった個々の要望に、浅野様は極力応えてきました。赤ちゃんをお連れの方には、メニューから簡単に作れる離乳食を一緒に調理したり、ビーガンの方にはNGの食材を使わないメニューを考案したり…。そういった、ニーズの絶対数としては決して多くはない(しかし、必要としている方が確実に存在する)ことも、浅野様はとても大切にしておられるため、ホームページに掲載することになりました。

レシピ検索機能の強化

蔵クッキングの膨大なレシピには、検索機能が必須です。これまでも料理名や材料名から検索できるようにしていましたが、今回、料理の種類などの条件でさらに絞り込み検索ができる機能を実装しました。さらに、レシピを表示すると、似通ったジャンルのレシピを数件表示する機能を実装しました。

SSL対応

今や当たり前の常時SSL化。ホームページに訪れるユーザーが安心してサイトを利用できるよう、今回のリニューアルを機に行いました。

SNSとの連携強化

ホームページの他に、FacebookとInstagramで蔵クッキングを展開されている浅野様。ホームページにもそれらSNSのウィジェットを埋め込んできましたが、今回さらにツイッター、LINEなどのSNSアイコンを各記事に配置しました。

これからの蔵クッキング

無事リニューアルが完了し、新たなスタートを切った蔵クッキング。当初はリニューアルによりアクセス数の減少が見られるのではと危惧していました(サイトのリニューアル時には決して珍しいことではありません)が、むしろアクセス数は順調に伸びています。

特に体験プログラムとレビューのページのアクセス増が顕著で、当初の狙い通りではないかと考えています。かといって、レシピページのアクセス数が減少したということはなく、そちらも相変わらず多くのユーザーが訪れているようです。

より魅力的になった蔵クッキング。これからもホームページの発展をお手伝いできればと思います。

蔵クッキングホームページ https://kura-cooking.jp/