成果を出すために必須!!アクセス解析とは?
<今回の社長の疑問>
<その疑問にお答えします!!>
アクセス解析では、WEBサイトに訪れる人の行動やユーザー属性を見ることができます。
また、数値化してデータとして管理することで、客観的に自社サイトの運用結果を知ることができます。今回は「アクセス解析の基礎」を取り上げます。
アクセス解析とは何か
アクセス解析とは、WEBサイトを訪れたユーザーの特性や行動等を分析することです。
検索キーワードや検索流入、サイト内の行動履歴等をデータとしてみることできます。
サイトの内の行動を見ることで、ユーザーの関心やコンバージョン(訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態)に至るまでの経緯を分析します。
アクセス解析の必要性
アクセス解析は、WEBサイトを運営する上で必須です。「WEBサイトからお問い合わせが伸びない」と悩んでいるときに、やみくもに対策を打つのは、非効率的です。効率的に、確実に効果を出すには、アクセス解析を行うことで客観的な数値を知り、対策をしていく必要があります。アクセス解析でわかることとして
・どこからユーザーが来たのか(検索エンジンなのか、他のサイトからのリンクなのか)
・検索時にどのようなキーワードを使ったのか
・ユーザーは新規訪問者なのか、リピーターなのか
・どのページを閲覧したのか
・どれくらいの時間サイトに滞在したのか
・リスティング広告やバナー広告の効果はあるのか
ということが分かります。
WEBサイトも作っただけでは集客は見込めません。お店と同じで、集客のために「何をするべきか」という対策立てる必要があります。その対策を立てるための材料として、アクセス解析が必要になってきます。
アクセス解析で使う指標
アクセス解析で使う指標とはどのようなものがあるのでしょうか?代表的な指標を見ていきましょう。
・ページビュー数(PV)
「期間内にユーザーにページが表示された総数」のことを言います。ユーザーがアクセスするたびに、1PVとして計測されます。同じユーザーが5つのページを訪問した際は5PVとしてカウントされます。
・セッション数
「ユーザーがWebサイトを訪れた回数」のことを言います。ユーザーがWEBサイトを訪れてから離脱するまでを1セッションとしてカウントします。
・ユニークユーザー数(UU)
「期間内にWebサイトを訪れたユーザーの数」のことを言います。決まった計測期間内において、WEBサイトに何人訪れたかを計測します。同じユーザーが何度も訪れても、1UUとしてカウントされます。
・離脱率
「サイトから離脱したユーザーがどのくらいいるか」を示す数値です。個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページとして離脱した割合をさします。
・直帰率
「1ページしか閲覧していないセッションの割合」を示す数値です。そのサイトを訪れて、最初のページだけを見てサイトを離脱した数値を指します。
SMC-POWERのアクセス解析についてはこちら
アクセス解析で使用するツール
アクセス解析で使うツールは代表的なものとして「Googleサーチコンソール」と「Googleアナリティクス」との2つがあります。この2つのアクセス解析ツールについて解説していきます。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールの特長は、ユーザーのサイト訪問前の行動のデータ収集ができるのが特長です。Googleの検索エンジンから、自社のサイトが「どのように見られているか」を知ることができます。Googleサーチコンソールでわかることは以下の通りです。
・どのようなキーワードで検索されているかが分かる
Google検索で検索されたキーワードと、その表示回数やクリック数、クリック率、平均掲載順位が分かります。ユーザーが自然検索で、どのようなキーワードで検索をして流入しているのかが分かります。
・SEO対策の問題点が分かる
自社のWEBサイトのあるページが検索結果に表示されない場合、そもそもGoogleの検索エンジンにサイトが認識されていないなどが挙げられます。また、Googleの検索エンジンに認識はされているが、インデックスはされていないというパターンも考えられます。そのようなときに「URL検査ツール」を用いることによって、ページがインデックスされているかどうか確認することができます。インデックスされていない場合でも、どこがインデックスされていないかまで確認することが可能です。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスでは、ユーザーがサイトに訪れた後の行動が分かるツールです。
「ユーザー属性」「流入経路」「ユーザーの行動」「CV」の4つに関するデータを解析できます。Googleアナリティクスを使って分かることは以下の通りです。
・ユーザーの基本属性が分かる
ユーザーレポートでは、WEBサイトにどのようなユーザーが何人訪れたのかを知ることができます。具体的にはユーザーの年齢や性別といった基本属性から、ユーザーが何に強い興味を持っているかも知ることができます。
・ユーザーの流入経路が分かる
ユーザーがどこから流入してきたかの経路も知ることができます。自社サイトを訪れた経路が、自然流入なのか、広告からの流入なのか、SNSからの流入なのかなど流入経路別のデータを計測できます。こうしたデータを計測することで、広告出稿時の客観的な効果の測定や強化すべき領域(SNSや広告)を判断する材料となります。
・ユーザーのサイト内での動きが分かる
ユーザーがサイト内でどのように動いているかを数値としてみることができます。ユーザーのサイト滞在時間や直帰率、離脱率を知ることができます。また、それぞれのページの訪問者数や、どのページに着地をして閲覧を開始したかも見ることができます。
数値を活用して客観的な管理を行いましょう
WEBサイトを作成した後も、その成果を定期的に計測していく必要があります。数値として「このページは滞在時間が長いから読まれているページだな」ということや「離脱率が高いから、もう少しページの内容の改善が必要だな」ということが数値から分かってきます。
こうした数値を活用して、より滞在時間が長くなるような、質の良いサイトを作って行きましょう。
まとめ
☆アクセス解析を行い、自社のサイトを客観的に分析し、改善に生かしていきましょう!
アクセス解析についての疑問は、SMC-POWERに
ご相談ください!!